人は貶して褒める、下げて上げるのが基本です。
体操の内村について書かれた記事の見出し、そして内容について考えてみましょう。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150920/k10010243091000.htmlwww3.nhk.or.jp
上記リンク先記事より冒頭の一文を引用する。
左肩を痛めていた、体操男子のエース、内村航平選手が、4か月ぶりの実戦となる、全日本シニア選手権に出場し、個人総合で4連覇を達成しましたが、大きなミスが相次ぎ、課題が残りました。
内村選手は素晴らしいですね。万全でない体調の中でも結果を残す。本人は納得していないかもしれませんが称賛に値する立派な演技内容だったのではないでしょうか。
人は貶して褒める、下げて上げるのが基本だと書きましたが、何の基本なのか。それは私の個人的な感情です。
上げて下げると考えると、見出しは「体操 内村が復帰戦でミス相次ぐも優勝」となる。
この内容についても、
「体操男子のエース内村航平選手が全日本シニア選手権に出場、左肩を痛めていたため4か月ぶりの実戦となり、大きなミスが相次ぎ課題が残りましたが、個人総合で4連覇を達成した。」といったように書いたほうが私の気持ちのキホンには忠実ということです。
さて、この件については私の個人的な感情の基本的な作用が働くとそうなるということで、別にこの記事についてイチャモンを付けているわけではないです。
なにかしらのルールがあるのでしょう、業界の。でも私はマスコミの人間ではないですし、言葉の専門家でもない。
私は私の感情に従って物事を決める、その結果、下げて(落として)上げようというわけです。
その方がポジティブな印象を与えるというような話もあります。
ていうかありますよね、そういう話。
なんかテクニックとかなんとか。まあ心理的な話なのでしょう。