社会

マイナンバー 相次ぐ不祥事 詐欺被害 制度崩壊の危機?

マイナンバー制度は施行前から賛否両論、特にプライバシーの問題について多く批判の声が上がっていたが、今回は信じられない不祥事が立て続けに発覚した。

マイナンバー事件ヘッドライン

www.sankei.com

相次ぐ不祥事

マイナンバー流出?

www.47news.jp

茨城県取手市で「住民票を発行する自動交付機の設定ミスで、誤ってマイナンバーを記載した住民票69人分を発行した」ということが明らかになった。
これに関してはやたらと流出流出と騒いでいるが、「内閣官房 マイナンバー社会保障・税番号制度」のサイトから下記引用する通り、住民票にマイナンバーが記載されること自体はあり得ないことではない。ただ、それは利用者が望んだ場合の話だ。
今回は恐らく市民が希望しないにも関わらず何も知らない内にマイナンバーの記載された住民票が発行されてしまった事が問題となっているのではないか。

Q1-2 自分のマイナンバー(個人番号)が何番なのかを確認するにはどうしたらいいですか?
A1-2 各人のマイナンバーを記載した「通知カード」を平成27年10月以降、市区町村から送付しますので、そこでマイナンバーを確認できます。詳しくは[個人番号に関する質問]をご覧ください。
 また、平成28年1月以降、市区町村に申請すると「個人番号カード」の交付を受けることができます。この「個人番号カード」にもマイナンバーが記載されますので、そこでも確認できます。詳しくは[カードに関する質問]をご覧ください。
 さらに住民票の写しや住民票記載事項証明書を取得する際、希望すれば、マイナンバーが記載されたものが交付されます。(2014年6月回答)

マイナンバー社会保障・税番号制度

収賄容疑で厚労省担当者が逮捕される

上記の問題に加え、あまりにも早過ぎる不祥事の発生に呆れてものも言えなくなるが、早く判明して良かったと受け入れるしか無いだろう。
マイナンバーについては早くから天下りや利権の温床になるなどといった事が懸念されていたが、今回の収賄事件は果たして氷山の一角なのだろうか。
このような問題が続くようではマイナンバー制度に対する国民の理解は得られず、信頼も崩壊してしまうのでは無いだろうか。

マイナンバー制度に関連する医療分野のシステム設計などの企画開発業務を巡り、厚生労働省の室長補佐が、都内の情報関連会社に便宜を図った見返りに、現金100万円の賄賂を受け取っていたとして、警視庁は収賄の疑いで室長補佐を逮捕しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151013/k10010268181000.html

マイナンバーが新たな犯罪を呼ぶ

マイナンバー制度の周知不足が被害を生む

マイナンバーに関しては早速現金を騙し取られる等の詐欺被害が発生していることは下記リンク記事で既にお伝えした通りだ。
こういった詐欺事件というのはいつの時代にもなくならず、何かことがある度に新しい形の犯罪・被害が起こるのであろうとは思うが、マイナンバーという国民に理解・周知されていない言わば「得体のしれないもの」は詐欺師にとっては被害者の不安を煽りやすく、騙すためには格好のネタとなっているのではなかろうか。

genzaikei.hateblo.jp

今後もマイナンバーに関する犯罪・不祥事は起こるだろう

予言するわけではないが、今後もマイナンバーに関する問題は発生するだろう。
少なくとも振り込め詐欺のような犯罪に一つ新たなパターンが加わったことは間違いないだろう。
しかしもっと怖いのは予想できない新たな問題の発生である。一体どんな問題が起きるだろうか、それを予見するのは難しい。

最期に

今回取り上げた問題を見るだけでも、マイナンバー制度に様々な問題があるということが分かる。
だからこそ政府はマイナンバー制度の施行前もっと出来ることがあったのではないだろうか。
今後制度が崩壊してしまうような致命的な問題・エラーが発生しないことを祈るばかりである。

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