歩行者は本当に弱い立場なので、道路・歩道上での身の安全の確保には気を付けて欲しい。
例えば横断歩道を渡る時に、スマホを見ながらタラタラ歩いているのは実は相当に危険である。
車道を一時的にでも横断する際には、必ず周りの安全を確認するべきである。青信号であるとか赤信号であるとかは関係なく左右の確認は必須である。
自動車のドライバー、運転手側の問題が大きく、高齢化等もあるし、認知症であるとか、てんかんの持病があるのに体調不良や抗てんかん薬を飲み忘れた状態とか、他の疾患、心筋梗塞、脳梗塞で意識不明になる等、自動車の正常な運転が出来ない状況がある。
歩行者は事故に遭うと、大きな怪我、重傷を負う可能性が高く、車とぶつかったり、轢かれたり等した際に、車側が悪いだとか、悪くないだとかは関係なく、怪我をするのは歩行者自身であるということを自覚しておく必要がある。
事故で被害にあえば、金銭的な負担を強いられる場合もある。無保険の車というのは実に多いからだ。事故にあったからといって、相手側からお金が貰えるとは考えないほうが良い。となると、当てられるだけ損で、例えば重い後遺症などが残ってしまう可能性などを考えれば、やはり事故に遭わないように、予防的な行動を取る必要がある。
当然、ドライバーには自動車を運転する際に細心の注意が求められる。
歩道を自動車が暴走するという事件・事故が起きている。多発していると言っても良いかもしれない。上述したが、ドライバーの高齢化は進んでいくので、判断力の落ちたドライバーによる事故が増えることが予想できる。そのため、歩行者はこれから注意力を高めていく必要がある。
自動車は急に止まれないし、運転手がよそ見をしている可能性もあるので、車の走ってくる前でチンタラと道路を横断するのは危険である。
車が停まるだろう、速度を落とすだろう、注意してくれるだろうと思っていると、危険である。当然ドライバーが悪いのだが、事故にあって怪我をするのは非常に痛いことだ。当たり屋的な行為もあるかもしれないが、死んでしまっては元も子もない。
ドライバー目線でも危険なドライバーは多い。車同士でも常にプレッシャーの掛け合いが行われている。歩行者はのほほんとしていると暴走した車の被害に合う可能性がある。注意していても可能性はあるのだが、その危険からなるべく逃れられる可能性を高めるためにも常に周りを見る余裕を持つ必要がある。
これは歩行者の自衛のための注意書きである。自転車の運転にも同様のことが言える。
自転車のドライバーも歩行者同様に自動車からすると弱者であるが、歩行者にとっては危険である。自転車の無理な運転にも気を付ける必要がある。
自動車のドライバーは勿論、常に自転車や歩行者、それとバイク等の弱者に気を付ける必要がある。これは当たり前のことだ。
自動車にも力関係がある。大きい車、丈夫な車が強者である。それらと接触すれば弱いほうが負けるワケであって、その辺のことも考える必要がある。
歩行者自転車バイクも大きな括りにすると、強弱がどうしても存在するので、弱い立場であれば身を守ることを真剣に考えるべきである。
まずは自分の身を守る。そう考えると自動車が緊急回避で大きな自動車が暴走してきた時に避けて歩道に乗り上げる場合があるかもしれない。
これは歩行者にとって危険である。しかしドライバーとしては自分の命を守ろうとそういう緊急回避行動に出るかもしれない。
そこに歩行者がいるかどうかを判断する余裕がドライバーにあればまだいいが、判断できずに突っ込んできたら悲劇的である。
そのまま大型車とぶつかるのと、歩行者と接触するのを天秤にかけて突っ込んでくるドライバーもいるかもしれないので、やはり歩行者はこれは大変億劫かもしれないし、大変なことなのだが自分の身を守るためにはやはり常に気を張っていないといけないかもしれない。
しかし、常にストレス状態で歩かねばならないと考えると、それによって今度は新たな問題も発生してくるだろう。疲労して職場で力を発揮できないとか、危険作業などをする前であったりすれば、歩行するだけでストレスになる社会ではやっていけない。
やはり歩行者の安全の確保が求められる。
歩行者も安全を考えればなるべく自動車を利用して方がいいのかも知れない。バスであるとかタクシーであるとか、自転車を使うよりかはそちらのほうが安全ではある。しかし運動不足からメタボリックシンドロームとか生活習慣病等のリスクが高まるかもしれないので、何が正解というのは難しい。
結局のところスマホ歩きだけはとにかく注意したほうが良いということは言える。歩行者同士の接触でさえ危険である。
歩行者同士にも強い弱いがあるので、弱肉強食ではないが、子どもなんかはどうしても弱いし、精神状態とか、社会的ないろいろな要素がある。
犯罪関連で言えば例えば通り魔がいたとしてスマホばかり見て歩いていれば危険に気付くのも遅れてしまうだろう。
とまあ考えれば危険というのは常にすぐそばにあるということで、気付いた所から自衛を始めて行くと良いのかもしれない。