こんまりメソッドは「Konmari Method」として近年海外でも話題になっています。
こんまりメソッドとは何なのでしょうか。
片づけコンサルタントの近藤 麻理恵(konmari)さんが独自に編み出した、「こんまり流ときめき整理収納法」の事で、「一度片づければ二度と散らからない」と評判のようです。
近藤麻理恵さんについて
アメリカのTIME(タイム誌)が選んでいる「世界で最も影響力のある100人の人物」の2015年版に選出された人物です。
日本人からは他に村上春樹さんも選ばれています。
「人生がときめく片づけの魔法」シリーズの著者で、自称「片づけコンサルタント」として活動。「コンドウする」という単語は片付けを意味する英語としても普及しました。
出典:http://gigazine.net/news/20150417-time-100-people/「世界で最も影響力のある100人」2015年版公開、日本人2名も選出 - GIGAZINE
こんまりメソッド普及の理由は?
AERA2015年5月4日―11日合併号より抜粋した記事によると、「こんまり」が爆発的なヒットをした理由には、巧みな海外戦略があったということだ。
米国では仏教や禅がクールなものとされているとして、そういったイメージを強調して「日本式アート」として売り込んだということだ。
著書の表紙を見ると、日本版はほうきに乗った魔女のイラストが描かれ、乙女チックな印象だ。一方、米国版は、空に雲が浮かぶ絵で、すっきりとしたもの。副題は「the Japanese art of decluttering and organizing」。つまり片づけを「日本式アート」として売り出したわけだ。著書では禅の思想には触れていないが、ニューヨーク・タイムズ紙は彼女を「Zen nanny」(禅のお手伝いさん)と紹介した。
出典:href="http://dot.asahi.com/aera/2015043000122.html 同業者にすこぶる不評も…海外で人気?「ときめく」片づけ 〈AERA〉|dot.ドット 朝日新聞出版
日本と海外とでイメージを使い分けてマーケティングをして、成功したというようなことですね。
「禅」のイメージには、スティーブ・ジョブズも仏教や禅といった思想に傾倒していたとされており、そういった著名人なども影響もあるのでしょうか。