ポケモンGOに限らず歩きスマホをするのは危険です。自動車や自転車、それに電車との接触、駅のホームからの落下など予想できる危険は様々です。
ポケモンGOで遊ぶ子供を交通事故から守る方法
歩きスマホの禁止を徹底する
歩きスマホは周囲への注意力を低下させます。
ポケモンGOの画面はカメラを利用して周りの風景が見える機能があり安全? そんなことはありません。
基本的な画面ではゲーム画面しか表示されないため、スマホだけを見ながら歩き回るのは従来のゲームアプリと同様に危険です。
スマホを操作する際には周りの安全(不審者がいないか、迫ってくる車がないか等)を確認してから行うように教育をすべきでしょう。
大人もポケモンGOを遊んでいる
ゲームは子供だけが遊ぶわけではありません。高校生・大学生や社会人等も遊びます。
彼らも歩きスマホや、時には車を運転しながらスマホをいじっている可能性があります。
そういった危険行為を自分がしないように気をつけることは出来ても、他人の危険行為を事前に阻止することは難しいです。
自転車や自動車の危険運転に気をつけなければならない、そのためにも歩きスマホをしていては危機回避の行動が遅れてしまいます。
やはり、歩きスマホの禁止を徹底するべきでしょう。
ポケモンGOを遊ばせないことは難しい
ポケモンGOはダウンロード・インストールさせない。最終的な手段としてスマートフォンを取り上げる。バキバキに折る。
これらの行動は子供の人権を無視した行為でしょうか? 子供の興味を奪う行為か?
過剰に子供の行動を制限したり抑圧するのは虐待とも捉えられたり、子供の反発を招き逆により危険な行動に走らせる可能性があります。
物理的にポケモンGOを遊ばせないようにするのは難しいかもしれません。
現在のところポケモンGOを遊ぶことが出来ない端末(iPhone等)もあるそうですが、ポケモンのためにスマホを買い換えるなどは無理にする必要はないかとも思います。
ただし機種が古い場合には、セキュリティ向上のためにも買い換える時期として今を選んでもいいのかもしれません。
内閣サイバーセキュリティセンターから発表された情報もチェックしておきましょう
内閣サイバーセキュリティセンターが「ポケモンGO」に関する注意喚起を行っています。
内容は以下の9つの項目についての注意喚起で、下記のリンクからPDF形式で閲覧できます。
1.個人情報を守ろう
2.偽アプリ、チートツール注意
3.お天気アプリは必ず入れよう
4.熱中症を警戒しよう
5.予備の電池を持とう
6.予備の連絡手段を準備しよう
7.危険な場所には立ち入らない
8.会おうという人を警戒しよう
9.歩きスマホは × ですよ
http://www.nisc.go.jp/active/kihon/pdf/reminder_20160721.pdf