マウント・ゴックスで失われたビットコインが返還されるって話どうなったの?
こちらは今年の4月の記事。
遡ってこちらは去年の11月の記事。
もう一年以上経過して、半分は諦めている方も多いのではないでしょうか。
ビットコインのこれからはどうなる?
マウント・ゴックスでビットコインを失って以後、それでもビットコイン及び仮想通貨の取引をされている方はどの程度いるのでしょうか。
失った金額の程度にも寄るでしょうが、この事件以降は日本社会でのビットコインへの信頼も関心も大きく減少したのではないかという印象を受けます。
しかし、それでもまだビットコインには大きな可能性があると筆者は考えています。
勿論、知識もなしに大金を投資するなんてことはオススメしません。投資にはそもそもリスクが付き物です。
投機的にではなく、もっとより有効な活用法を考え、それが広まっていけば便利な世の中になる気がしています。
例えばネットを中心に活動するクリエイターへの投げ銭や、デジタルなもののやり取りに。
マイナンバーの利用が始まるからというわけではないですが、やはり、税金などの問題がネックと言えばネックですね。
法整備がされないと色々と不安な反面、そういった枠に囚われないからこその仮想通貨という気もしますし。
ただ、犯罪に利用されているだけではどうしようもないですね。
海外では大企業も既に利用中、日本国内では?
こちらは去年の12月の記事で、マイクロソフトがビットコインでの支払い等に対応したという内容です。
gigazine.net
実は海外ではマウント・ゴックスの破綻事件以降も着々とビットコインやその技術の利用が進んでいます。
日本ではまだまだそういった動きは見られませんが、世界基準で見ればビットコインは今後もますます注目されていく存在だと言えます。
ちなみに、最近注目されているキーワード、「フィンテック」に「ブロックチェーン」皆さんは何のことだか分かりますか?
フィンテックは、金融の「Finance」と技術の「Technology」を組み合わせた造語とされていて、金融の新しい形といったところでしょうか。
そのフィンテックの中でも「ブロックチェーン」はビットコインが利用している技術で、その仕組は海外のみならず日本国内の企業も既に利用を開始しています。
こちらの記事では、野村総合研究所(NRI)とさくらインターネット、住信SBIネット銀行等がブロックチェーン技術の実証に向けた取り組みや、
さくらインターネットとテックビューロが、さくらクラウド上でテックビューロ開発の「mijinクラウドチェーン」の実証実験環境を一般向けに無料で提供する取り組みを始めるなど、ブロックチェーン技術の活用が既に始まっていることを伝えています。
ブロックチェーンの技術は金融機関のインフラのコスト削減とセキュリティ向上に大きく貢献する可能性があるとして、日本を含めた各国の各所から期待されているようです。
最後に
さて、少し話がそれてしまいました。
マウント・ゴックスが倒れても、ビットコイン、またその技術は倒れない。そういう事が分かってきました。
しかし、マウント・ゴックスに預けたお金・ビットコインの行方は果たして。焦っても仕方がありませんので、気長に待つしかありませんね。
過去の失敗を糧にして、次世代の技術に注目して大きなチャンスを逃さないように前を向いて行ければ良いですね。